vol.197 愛が足りない魔導師
チロさんからのお便り②
・魔道師の出待ち
・キャパの狭さと愛の足りなさ
・宇宙一崇高な愛を思慧(しえ)すること
・周囲に対する不平不満は自分自身に対する不平不満
・チロさんへの魔道師からの教育
・避けてはダメなこと
・慧可(えか)さんのレベル
はい、こんばんは。 チロさんからのメール、改名したメールを呼んでいますけども。
前回ですね、なんか『20年後世界人口は半分になる』という宇宙全史の本読まれて、 質問をどうしてもしたいということあったので、それを今日やりましょう。
『私は宇宙全史で言われている魔道士の一派の1人なのでしょうか?』
チロさんがね。あ、どうなんだろう。
『私の集合魂は、地球に関わる多くの集合魂とどこか違うのではないかと言う想いが、自分を特別視するというエゴを除いても、この感覚がどうにも拭えません。』
うーん、あ、魔導師だって。魔導師の一派ですね。
『最近まではむしろそうじゃ無かったら良いのにな、とすら思っていました。色々とハードそうですので。』
あのね、 あの一派って言ったのは。濃くないよ、そんなに。ちょっと関わってたんだって。あの、あのね、なんつうの。ほら、よくあるじゃん。あの、なんつうんだろう。 出待ち?
かわかつ「ファンの出待ちみたい」
そうそうそう、あんな感じ。魔導師の出待ち。
『宇宙全史を知る前の私自身は音楽をやりながら、仲間と笑って泣いて怒って恋して生きて行きたかったのですが、知ってからの私の人生に大きなテコ入れが入り全てが瓦解しました。今では友達は同棲している女性一人きりです。』
おー。女性でもいればいいね。羨ましいわ。
古川はね、女性関係は色々あったみたいだけど、目風になってから一切ないからね。
本体はね、アニエルとよろしくやってんだけど、分身はもうつまんない。
『何となくですが、その女性の存在もとても大きな恩寵であり、本当は全くの孤独の中で成し遂げねばならなかった事がある様に思うのです。そんな女性に対しても、あまりに険しくて遠い道程を予感すると、その手をつい離してしまいそうになります。』
これはね、それほどじゃない。っていうのもあれだけど、あなたにとってはそれほどかもしれないけど、これはね、険しくて遠い道程を予感するっていうのは、あなたのキャパが狭いから、小さいからだよ。
半分仲間だから厳しく言うけども、愛が足りないんだよ。
この間言ったでしょ。世界一、宇宙一崇高な聖なる愛を持った娼婦はっていうのがありましたよね。あれをよく思慧(しえ)してですね、 この女性を導いてあげてください。
『その度に甘ったれているのかなと、いつも気を取り戻すのですが、暗中模索と言いますか、物凄く理不尽で不快な出来事も多く、身体はヘトヘトで、今でも何とか折れずに人間を信じる気持ちを離さずにいられるのは、世界平和の祈りと稀にすれ違う人間の優しさや、この女性の存在のお陰なのです。』
これも違うね。
あのね、そばにいる人間とか、自分の周りの社会っていうのは自分だから。何回も言ってるでしょ。あなた自身が 不快な出来事、あなた自身がヘトヘトになってしまうような存在なんだよ。
難しいね、これはね、この理解は。
だから、その周囲に対する不平不満ってのは、あんた自分自身に対する不平不満だよ。それがわからない限りは永久に続くよ。うん。
彼女と別れても全然意味ないし、一緒にいても意味ないし。それがわかんないとね。
魔導師の出待ちなんだから、ちょっと情をかけてあげる。情はかけないね。なんつうんだろう、教育だね。
声かけてやるけど、他の人はあんまこんな厳しく言わないでしょ、目風でも。多少親近感があるから。
『最近は、そんな人達が20年後の地球で理不尽な悲しみや怒りに出会うことなく幸せに生きている光景をこの目で見てから死にたいと思っています。私が生き残りたいと思うのは今ではその一点に尽きます。』
それはね、 そんな人たちがじゃなくて、自分自身がだよね。あなたがその20年後の世界に生きられるかどうか。
というのは、自分自身がそういう世界を作ることができるかどうか。つまり、自分がそうであるかどうかというとこだから。
わかるか?な?
『なので最近は気持ちが変わりまして、知りたくない事でも知らなければならないと感じ始めています。』
そう避けてたら、要するに自分の汚い部分、嫌な部分を避けてたらダメだね。
『何かその為に私にも出来ることがあるのなら、情報を開示して頂けないでしょうか。お願い致します。』
言ったでしょ、今。
『目風様にそんなの無いよ馬鹿者と言われたら動画を見ている皆様で「本当に馬鹿だなぁ」と笑い返してやって下さい。ご多忙の中読んで頂きありがとう御座いました。』
これはね、もうほとんどの人に言えることだよ。
だけども分かんない、本当に。だってこんなこと誰でも言ってるよ。ちょっと頭のいい人じゃなくて、覚醒ほぼした人はね。
完全覚醒してなくても、道程にある人、途中にある人は、やっぱ修行を積んだ方は、 「世界は自分だ」ってのはみんな言ってるよね。でもそれ言ったってわかんない。
この人だって結構な人だよ。結構な人って、あの魔導師の出待ちしてたんだから。あれだよ、あれみたいなもんだよ。なんだ、達磨の2番弟子の、最初の弟子の。慧加か。
腕切ったっつう。ま、腕切ってないんだけども。ヤーさんやってた時に自分で腕切っちゃったんだけど、喧嘩して。まあ、その人と一緒だよ。
そういうレベル。覚醒はできなかったけどね、慧加は。でも、達磨の弟子になったからね。大したものだよ。
というお話でした。